配送パターンの作成

配送パターンの作成配送設定
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大口出品に契約すると、出品者出荷の商品に対して独自の配送設定「配送パターン」を作成することができます。「配送料」だけではなく、「配送地域」「配送所要日数」も自由に設定することができるので、商品の性質に合わせて配送パターンを設定すると良いでしょう。なお、FBA出荷の場合はAmazonが配送を代行するため配送料の設定はできませんが、Amazonの小売部門と同じ配送サービスを提供することができます。

例:小さくて薄い商品をクリックポストで発送したい場合

配送パターン名:クリックポスト

配送料:全国一律 198円(個数・重量制)
配送地域:日本全国
配送所要日数:クリックポストの各地域の配送日数を登録

例:チョコレート(60サイズ)をクール便で発送したい場合

配送パターン名:クール便
配送料:クール便(60サイズ)の各地の送料を入力
配送地域:日本全国
配送所要日数:クール便の各地域の配送日数を登録

アレックサ
アレックサ

離島にお届けしたくない場合は、配送地域から離島を解除することができますよ。

それでは「配送パターン」の作成方法について説明します。
「配送パターン」は、セラーセントラル > 設定 > 配送設定から登録することができます。

一般設定

まず初めに、一般設定を確認しましょう。

ここでは発送元となる住所を設定します。
土日出荷や注文の締め時間も、ここから設定することができます。
デフォルトの設定では、平日のみの出荷、注文の締め時間はPM2時となっていますが、
土日も出荷したい、PM8時まで出荷を受付たい場合は「編集」ボタンより変更しましょう。

配送パターン

「一般設定」のタブから「配送パターン」のタブに移動してください。

配送パターンの作成

オレンジ色の「デフォルト」マークが付いている「配送パターン」が、商品登録を行った際に、SKUに自動的に割り当てられます。

「配送パターン」は1つだけで良いという人は、「デフォルト」マークが付いている「配送パターン」を編集してください。
「配送パターン」を複数設定したい場合は、「新しい配送パターンを作成」をクリックします。

(新しい配送パターンの作成画面)

①配送パターンに名前を付ける

配送パターンの作成

配送パターンに名前をつけましょう。商品管理をしやすくするため、わかりやすい名前をつけると良いでしょう。
(例:「配送料無料」「大型商品」「マケプレ当日お急ぎ便」など)

②配送料の課金方式を選択

配送パターンの作成

配送料の課金方式を「個数・重量制」 または「購入金額制」のどちらにするか選択します。
課金方式の詳細は下記の別記事を参照してください。

③配送オプションの選択

 

配送パターンの作成

国内配送の「通常配送」削除することができない仕様になっています。
お急ぎ便関連プログラムの利用資格を満たしている場合は、「マケプレお急ぎ便」「お届け日時指定」を提供することができます。
海外配送で提供できる配送オプションは、通常配送とエクスプレス便です。
提供しない配送オプションは、チェックボックスからチェックを外しましょう(☑→☐)。

④配送地域を選択

配送パターンの作成

各地域の「編集」をクリックし、配送する地域を選択しましょう。配送地域は都道府県&離島エリア毎に細分化することができます。

配送パターンの作成

※離島を細分した場合

配送パターンの作成

⑤配送所要日数と送料を設定

配送パターンの作成

利用する運送会社のお届け日数を踏まえて、配送所要日数を入力します。
配送遅延が心配な場合は、長めに設定すると良いでしょう。

但し、購入者側に表示されるお届け予定日も遅くなります。
送料は利用する運送会社の運賃表を基に算出すると良いでしょう。

他にも配送オプションを提供する場合は、各配送オプションで③~⑤の手順を繰り返します。入力ができたら、画面最下部の「保存」をクリックすれば「配送パターン」の作成は完了です。

配送パターンにSKUを割り当てる

在庫管理から、作成した「配送パターン」をSKUに割り当てることができます。
各SKUの「詳細の編集」をクリックし、「出品情報」タブの「配送パターン」から、作成済みの「配送パターン」を割り当てましょう。

配送パターンの作成

ちなみに、特定の「配送パターン」の商品が大多数を占めている場合は、特定の「配送パターン」をデフォルト設定しておくと便利です。商品を登録すると自動的にデフォルト設定した「配送パターン」がSKUに割り当てられます。

配送パターンの作成

配送設定のFAQ

Q.送料無料にするメリットとデメリットを教えてください。
A.メリットとデメリットは下記の通りです

メリット・送料無料に設定することで、魅力的な価格で商品を提供することができる。
・上記に付随してカートボックスを獲得できる可能性が増す。
・送料の管理が楽になる。
デメリット・運送会社の運賃が配送地域によって変わる場合、遠方からの注文は利益が落ちる。
・購入者都合で返品があった場合、往路の運賃を購入者に負担させることができない。

 

エリカ
エリカ

Q.例えば、配送地域を東京都だけにした場合、購入者側からはどう見えるの?

アレックサ
アレックサ

A.購入者がお届け先住所を東京都以外に設定している場合は、出品者一覧にあなたの情報が表示されません。

 

 

アンナ
アンナ

Q.配送所要日数をもっと長くできないの?

アレックサ
アレックサ

A.テクニカルサポートに聞いてみたところできないようです。配送所要日数は発送元住所によって設定できる日数が定められています。例えば、発送元を海外にした場合は、配送所要日数は長くなります。

 

 

エリカ
エリカ

Q.配送パターンで「マケプレお急ぎ便」を有効にしたけど、利用資格がはく奪されました。配送パターンの設定を変える必要はありますか?

アレックサ
アレックサ

A.変える必要はありません。利用資格を失った場合は、購入者があなたの商品を注文する際に、「マケプレお急ぎ便」の選択肢が表示されません。再び利用資格を取得した場合は、購入者があなたの商品を注文する際に、「マケプレお急ぎ便」の選択肢が表示されるようになります。

 

アンナ
アンナ

Q.1つの商品に、通常便とクール便など、複数の配送オプションを提供することはできますか?

 

アレックサ
アレックサ

A.配送設定画面に表示されている配送オプション以外は提供できません。
配送オプションを分けたいからと言って、同一コンディションのSKUを複数作成することは規約違反となります。また、発送情報をコンディション欄以外に記載することも禁止されています。

例:SKU① コンディション新品 通常発送で通常便を使用
  SKU② コンディション新品 通常発送でクール便を使用
  商品説明:クール便で発送します。

 

 

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