セット品・まとめ売り・おまけの商品登録

アレックサ

今回の授業では、商品登録の際に混乱しやすい「セット品」「まとめ売り」「おまけ」の違いについて詳しく解説していきます。

まずはイメージしやすいように、商品の例を挙げます。

エリカ

女子生徒　吹き出し：「セット品」と「おまけ」って何が違うのかしら？？？

セット品

セット品として販売するためには、いくつかのルールがあります。

セット品の販売条件

1.セット品販売が禁止されているカテゴリーではない

「TVゲーム」または「BMVD (本、ミュージック、DVD、TVゲーム、PCソフト)」カテゴリーはセット品販売が禁止されています。

2.商品の組み合わせは補完的である

補完的とは、商品の組み合わせがお互いを補い合っているという意味です。
例えば、シャンプーとリンスーの組み合わせは、補完的と言えます。
逆に、シャンプーとボールペンの組み合わせは、補完的ではありません。

アンナ

補完的…。わたしと彼の関係のことかしら？

3.Amazon内で単品出品されている

セット品として販売する場合は、それぞれの商品がAmazon内で単品出品されている必要があります。

セット品の商品登録ルール

※セット商品が欠けている場合は、規約違反のため画像が削除される恐れがあります。

まとめ売り

同じ商品をまとめて販売する場合は、まとめ売り商品として登録する必要があります。
メーカー側で「まとめ売りJAN」が付けられている場合は、「まとめ売りJAN」を使用して登録します。「まとめ売りJAN」が付けられていない場合は、「単品JAN+パッケージ商品数」で登録しましょう。

まとめ売りの商品登録ルール

メーカーがまとめ売り用のJANを登録している場合と、していない場合のケースです。

商品登録ルール上、「パッケージ商品数」を登録できるカテゴリーは下記の通りです。
「パッケージ商品数」が登録できないカテゴリーは、まとめ売りを想定していないため、単品で販売するようにしましょう。

アンナ

へぇ～、ファッションカテゴリーとかは「パッケージ商品数」は登録できないのね。

おまけ

最後に、もっとも混乱しやすい「おまけ」についてみていきましょう。

アレックサ

おまけとは、商品価格に影響を及ぼさない景品や購入特典のことだよ。
景品を「おまけ」として付属する場合は、景品表示法に抵触していないか必ず確認しよう！

Amazon上では、「おまけ」は出品者の独自情報として扱われるため、商品ページに「おまけ」の情報を掲載することは禁止されています。
出品者の独自情報は、必ず「コンディション欄」に記載するようにしましょう。

アレックサ

「セット品」のつもりでも、実は「おまけ」として商品登録する必要があったため、規約違反の通知が届いた…。
なんてことにならないように、今日の授業はしっかり復習してください。