配送料を設定する際に、「個数・重量制」と「購入金額制」のどちらかを選択しなければなりません。
両者の違いをまとめるとこのようになります。
個数・重量制:「注文あたり」「商品(個数)あたり」「kg(重量)あたり」で送料を定めることができます。
購入金額制:「金額帯」で送料を定めることができます。
文字だけみるとイメージが湧きづらいと思いますので、具体例を挙げて説明していきます。
「個数・重量制」と「購入金額制」の違い
パターン①「注文あたり」だけで送料を設定する場合
例:小型軽量商品で、1つの注文番号で複数個購入された場合でも、あまり運賃が変わらない場合。
設定方法:個数・重量制で「注文あたり」にだけ金額を入力します。
パターン②注文に関係なく「商品あたり」で送料を設定する場合
例:大型商品などで、1つの注文番号で複数個購入された場合、同梱できず1商品ごとに同じ送料がかかってしまう場合。
設定方法:個数・重量制で「商品あたり」にだけ金額を入力します。
パターン③注文に関係なく、「kgあたり」で送料を設定する場合
例:比重の大きい商品。運送会社との契約運賃が、サイズに関係なく重量で定められている場合。
設定方法:個数・重量制で「kgあたり」にだけ金額を入力します。
パターン④「注文あたり」+「商品あたり」or「kgあたり」で送料を決める場合
例:1つの注文番号で複数個購入された場合、送料が大きく変わらず、差額だけ購入者に負担してもらいたい場合。
設定方法:個数・重量制で「注文あたり」+「商品あたり」or「kgあたり」に金額を入力します。
パターン⑤注文の「金額帯」で送料を設定する場合
例:購入金額の多きい購入者を優遇したい場合
設定方法:購入金額制で「金額帯」に金額を入力します。
配送パターンが異なる商品が一緒に注文された場合
「配送パターン」が異なる商品が一緒に購入された場合、「配送日数」や「送料の課金方式」によって計算式が異なります。
ここがポイント
- 「配送パターン」の「配送日数」が異なる場合は、注文番号が分かれる。
- 「配送パターン」の「注文あたり」の送料は、金額の高い方が適用となる。
- 「配送パターン」の「商品あたり」または「kgあたり」の送料は、それぞれの送料が合算される。
- 「送料の課金方式」が「個数・重量制」と「購入金額制」で異なる場合は、それぞれの送料が合算される。
- 「購入金額制」のレンジが異なる場合は、それぞれの送料の内、金額の高い方が適用となる。
- 「購入金額制」のレンジが同じ場合は、購入金額を合算し、送料の金額の高い方が適用となる。
- 「マケプレプライム」と重なった注文は、それぞれの送料が合算される。