Amazonブランドの保護が強化されています。
ブランドオーナー以外の情報は商品ページに反映されなくなりました。
今回の仕様変更により、商品説明などの重要情報を登録していても、ステータスが「検索対象外」になるという問題が多発しています。
なぜこのような問題が発生するのか詳しく解説していきます。
検索対象外とは何か?
検索対象外とは、購入者が商品を検索したときにヒットしないよう、システムが検索結果を非表示にしている状態を指します。
ステータスが検索対象外になると、購入者の検索にヒットしないため、当たり前ですが商品が売れることはありません。
検索対象外は、商品説明や商品画像など、購入者が商品を検索する上で重要な情報が未登録の時に発生します。
通常であれば、不足している情報を登録することで検索対象外は解消されます。
しかし、ブランドオーナーが管理しているカタログは、ブランドオーナー以外の情報は反映しないため、検索対象外を解除することができません。
自分が作成したカタログなのに、なぜブランドオーナーが管理しているのか?
ブランドオーナーが管理しているカタログとは、必ずしもブランドオーナーによってカタログが作成されていたり、実際にブランドオーナーが商品を販売している訳ではありません。
「ブランドオーナーが管理しているカタログ」=「Amazonブランドに登録されたブランド名が使用されているカタログ」という解釈になります。
有名なところを挙げると、BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)はAmazonブランドに登録されています。
そのため、ブランド名がBANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)のカタログは、全てブランドオーナーの管理下ということになります。
ブランドオーナーが管理しているカタログにおける検索対象外の解除方法
検索対象外を解除する方法は、今のところ下記の2通りしかありません。
1.ブランドオーナーにお願いして必要な情報を登録してもらう。
2.ブランドオーナーの代理人に登録してもらう。
2番のブランドオーナーの代理人になると、通常通り入力した情報が商品ページに反映されるため検索対象外が解消されます。
Amazonにカタログ修正依頼をするとどうなるのか?
下記画像の通り、ブランドオーナー以外からの修正依頼は却下されます。
まとめ
今のところ、ブランドオーナーが管理するカタログの検索対象外はテクサポに連絡しても解除してもらえません。
ブランドオーナーに連絡するか、販売を諦めざるえないのが現状です。
検索対象外を回避するため、ブランド名を「ノーブランド品」にして登録しているカタログがありますが、商標侵害で垢BANされる恐れがあるので絶対にやめましょう。