カタログを新規作成する際に、製品コードの入力が必須となっています。
一度SKUに登録した製品コードは、変更ができないようロックがかかる仕様となっています。
ところが、バリエーション画面から製品コードを削除できることが判明しました。
今日の授業では、この裏技について、詳しく解説していきます。
製品コードのロックについて
商品登録には二通りの方法があります。「新規カタログを作成する方法」と「既存カタログに相乗り出品する方法」です。
どちらの方法で登録した場合でも、製品コードの入力欄は変更ができないようにグレーアウトしています。
新規カタログを作成した場合(製品コードでロック)
既存カタログに相乗り出品した場合(ASINコードでロック)
このような状態では、SKUに登録された商品コード(JANやASIN)は変更できません。
バリエーション管理画面上では商品コードの入力欄がロックしていない
Amazonのシステム不備と思われますが、なぜかバリエーション画面では商品コードの入力欄がロックされていません。
JANコードを、SKUに紐づいているASINコードに変更することができます。
まったく関係のないJANコードやASINコードを入力すると、競合エラーが発生するので使用できません。
特定の条件下で、JANコードからASINコードに変更するとJANコードが消失する
今回の裏技の本題ですが、カタログ上にJANコードを登録している出品者が居なくなるとJANが消失します。
(JANコードが消失する場合)
出品者A:JANコードで登録 → ASINコードに変更
出品者B:ASINコードで登録
出品者C:ASINコードで登録
上記の場合は、出品者AがASINコードに変更するとカタログにJANコードを登録している出品者居なくなるためJANが消失します。
(JANコードが消失しない場合)
出品者A:JANコードで登録 → ASINコードに変更
出品者B:ASINコードで登録
出品者C:JANコードで登録
上記の場合は、出品者AがASINコードに変更しても、出品者CがJANコードで登録しているためJANは消失しません。
裏技の悪用方法 (自己責任で行ってください)
この裏技を使用すると、カタログを無限に製造することができます。
- Amazonで使用されたことのないJANコードを使用してカタログを作成
- 親SKUを作成
- 親SKUのバリエーション画面で、1で作成した子SKUの商品コードをJANからASINに変更
- JANを使いまわして新規カタログを作成
裏技の注意点:FBAの混合在庫が解除されます!
バリエーション画面でJANからASINに変更した結果、JANコードが消失しFBAの混合在庫が解除された時に、この裏技に気がついたわ
テクサポに確認してみたら、「JANコードが消失しています。」と言われ唖然としてしまったわい。
過去に、「JANコードは1度登録するとシステムの仕様上、絶対に変更できない」とテクサポ担当者から説明を受けておったのだが、矛盾しておろうに。笑
FBAの混合在庫で納品している方は、絶対にJANからASINに変更しないでくださいね。