コストコ商品で利益をあげるためのコツについて解説します。
その前に、コストコ商品とは何かわからない生徒さんがいるかと思いますので、簡単に説明します。
コストコとは?
出典:コストコオフィシャルHP
コストコとは、米国に本社を置く会員制の倉庫型スーパーのことです。
商品の陳列や管理の手間を省くため、パレットに商品を載せたまま販売していることが特徴です。
また、通常の小売スーパーとは違い販売ロットが大きいため、まとめ買いを前提としています。
会員制となっているため、会員にならないと商品を購入することができません。
※2020年3月現在 個人用 年会費 4,400円 (税抜)/ 法人・事業主用 年会費 3,850円 (税抜)
コストコ商品を扱うメリット
相乗りセラーが少ない
コストコは会員制の倉庫型スーパーとなっているため、商品を購入するにはコストコの会員にならなければいけません。
また、コストコの店舗数が少ないため、近くにコストコがないセラーは仕入れができないため、コストコ商品は相乗りセラーが少ない傾向にあります。
プライベートブランドを扱っている
コストコではKIRKLAND(カークランド)というプライベートブランド商品を扱っており、コストコ以外で購入することができません。
そのため、コストコ商品の中でも、KIRKLAND(カークランド)商品は特に狙い目です。
倉庫型販売のため大量仕入れOK
コストコは小売販売だけではなく、卸売も行っています。
大量購入を前提としているため、小売店を回ったり、後ろめたさを感じる必要がありません。
なお、コンテナ単位での大量購入には割引を行っています。
KIRKLAND(カークランド)商品に、ブランド制限がかけられていない。
コストコでは、DysonやBRAUNなどの有名家電から、Calvin Kleinなどのブランドファッションまで幅広く取り扱っています。
しかし、Amazonではこれらのブランド商品に出品制限をかけているため販売することができません。
一方、KIRKLAND(カークランド)商品には今のところ、ブランド制限がかけられていません。
卸売りでビジネス会員にKIRKLAND商品を提供していることから、今後もKIRKLAND(カークランド)商品にブランド制限がかけられることは考えにくいでしょう。
Amazonの購入者から返品があった場合、コストコに返品することができる
コストコは一部の商品を除いて、購入から何日か経過しても返品を受け付けてもらえます。
(※家電などは購入から90日までとなっています。)
転売の最大のリスクである購入者からの返品も、コストコで購入した商品なら安心です。
コストコ商品を扱うデメリット
年会費がかかる
前段で説明した通り、コストコ商品を買うためには会員にならなければいけません。
初めて転売するには、ちょっとした勇気が必要となります。
店舗が郊外にしかない
コストコは郊外に店舗を構えているため、現地で商品を見定めてから仕入れしたい場合には、自動車がないと厳しいです。
送料はかかりますが、配送サービスも行っているので、自動車がなくても仕入は可能です。
休日は激込み
休日のコストコはとても混んでいるため、かなり体力を消費します。時間帯によっては駐車場も空きがないので待つ羽目になります。
平日に仕入できる人は良いですが、平日勤務で休日にしか仕入にいけない人は覚悟がしておいた方が良いでしょう。
なお、夏休みや冬休みの期間は平日であっても、子連れの母親たちでごった返しています。
店舗巡りができない
コストコの店舗数は少ないため、隣の店舗が他県となることがほとんどです。
店舗に在庫がない場合、基本的に隣の店舗へ仕入に行くことはできません。
ここからが今日の授業の本題です。コストコ商品をやみくもに扱うのはリスクがありますよ。注意点を見ていきましょう。
コストコ商品で利益を上げるために気を付けたいこと
KIRKLAND(カークランド)商品を扱う
KIRKLAND商品は幸いなことに出品制限がかけられていません。
新規セラーでも真贋が調査の対象になりづらいため、KIRKLAND(カークランド)を主体に仕入れましょう。
その他の有名ブランド商品を扱う際は、十分注意して下さい。
リスクの高い商品は扱わない
日持ちがしない商品:売れ残った際に廃棄のリスクがあるのでお勧めしません。
サイズの大きい商品:輸送コストが、かさむのでお勧めしません。
高額家電:コストコの保証は90日となっているため、保証期間を超過した返品はリスクを伴います。
消費財を扱う
消費財は販売数量が多いので、相乗りセラーがいても自分に注文が回ってくる可能性が十分あります。
特に「Amazon’s Choice」が付いているカタログの中には、供給が追い付かないほど売れている商品もあります。
カタログのランキングを参考に、たくさん売れているカタログを探してみましょう。
コストコって、行くとなんだか楽しくなっちゃうのよね。不思議だわ。